
記事公開:2026.07.29
赤ちゃんが生まれ、お世話が始まると「おしっこの回数が多すぎるのでは?」「おむつが思ったよりぬれていない」と不安に感じることもあるのではないでしょうか。おしっこは、新生児期の健康状態を示す大切なサインのひとつであり、日頃からおしっこの回数や量、色、ニオイなどをチェックすることが赤ちゃんの体調管理に役立ちます。
この記事では、新生児のおしっこの回数の目安や、正常な量・色・ニオイのほか、受診を検討すべきサインについて解説します。

監修者のご紹介
竹中 美恵子先生
(小児科・内科・皮膚科・アレルギー科)
新生児期のおしっこの回数には個人差がありますが、一般的な目安を知っておくと安心です。まずは1日の平均回数と1回あたりの量の目安を確認しましょう。
■新生児のおしっこ回数・量の目安
| 月齢 | 1日の尿回数 (回) |
1日の尿量 (ml/日) |
1回の尿量 (ml/回) |
|---|---|---|---|
| 出生時 | 15~20 | 100~200 | 5~10 |
| 1ヵ月 | 15~20 | 250~400 | 15~30 |
| 6ヵ月 | 10~16 | 400~500 | 25~50 |
| 9ヵ月 | 10~16 | 400~500 | 25~50 |
| 18ヵ月 | 8~12 | 500~600 | 40~75 |
| 24ヵ月 | 8~12 | 500~600 | 40~75 |
出典:一般社団法人 日本衛生材料工業連合会「身体生理のQ&A」
表のとおり、出生~1ヵ月の新生児期では、おしっこの回数は1日15〜20回が目安になります。ただし、これらはあくまでも目安であり、赤ちゃんのおしっこの回数には個人差があります。赤ちゃんが元気でしっかり哺乳もできているなら、同じ月齢の赤ちゃんと比べて多少差があっても心配しすぎる必要はないでしょう。
大人と違って膀胱が小さく、おしっこを少量しか溜められない新生児は、おしっこ1回あたりの量が少なく、回数が多い傾向があります。
さらに、気温や水分の摂取量によっても変化しやすく、冬場は汗をかかない分おしっこの回数が増えたり、夏場は逆に汗として水分が失われるため、回数が少なめになったりするケースもあるでしょう。
新生児期に多かったおしっこの回数は、成長とともに徐々に減っていきます。膀胱が発達するとより多くのおしっこを溜められるようになるため、おしっこ1回の量が増え、相対的に回数が少なくなるのです。
成長の過程でおしっこの頻度が変化するのはごく自然なことです。1ヵ月健診などで気になることがあれば、かかりつけの小児科医や助産師に相談してみてください。
新生児期の赤ちゃんのおしっこの回数は個人差もあるため、「こんなに替えていて大丈夫かな」「ほかの子と比べて回数が少ない気がする」と、不安を感じるママ・パパは少なくありません。とくに初めての育児であれば、「様子を見ていいのか」「受診した方がよいのか」判断に迷うこともあるでしょう。
そこで今回は、未就学児のお子さまがいるクラブエリエール会員の先輩ママ・パパを対象に、新生児期のおしっこの回数や不安に感じた経験について調査しました。
※コメントは一部抜粋しています。
【調査概要】
調査対象:未就学のお子さまがいるクラブエリエール会員の20~60代男女
調査期間:2026年5月12日~5月18日
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:282件
■お子さまが新生児のとき、1日で何回くらいおむつ替えをしましたか?
未就学のお子さまがいるクラブエリエール会員の先輩ママ・パパに、新生児のときのおむつ替えの回数を尋ねたところ、1日のおむつ替えの回数は、「6回〜10回」が62.1%ともっとも多く、次いで「11回〜15回」が28.7%でした。一方、「5回以下」は3.2%、「21回以上」は0.7%と少数派でした。
新生児のおしっこの回数は1日15〜20回が目安とされていますが、おむつ替えの回数はそれより少ない結果となりました。おしっこのたびに替えるのではなく、うんちのタイミングや授乳後などにまとめて替えているケースも多いのかもしれません。
■おしっこの回数に不安を感じたことはありますか?
次におしっこの回数に不安を感じた経験について伺ったところ、不安を感じたことが「ない」と答えた方が84.0%と大多数を占め、多くのママ・パパは回数については大きな心配はせずに過ごせていたようです。
一方、「ある」と答えた方も16.0%おり、約6人に1人は不安を感じた経験があることがわかりました。
■おしっこの回数を不安に感じた理由を教えてください。
続いておしっこの回数に不安を感じたことが「ある」という方を対象に、その理由を聞くと、「回数が少ないと感じた」が57.8%ともっとも多く、半数以上を占めました。回数が少ない場合は、水分不足などが心配されることから、より不安を感じやすい傾向があるようです。
続いて「回数が多すぎると感じた」も37.8%おり、「こんなに替えて大丈夫?」と戸惑うママ・パパが一定数いることがわかります。
■新生児期のおしっこの回数で不安を感じたとき、どうしましたか?
最後に、新生児期のおしっこの回数で不安を感じたときの行動について尋ねると、「インターネットで調べた」が最多の27人、「家族や友人に相談した」が9人と、まず自分で情報収集したり身近な人に聞いたりするママ・パパが多いことがわかりました。
一方、「注意して様子をみた」が18人、「助産師や医師に相談した」が11人と、専門家への相談も含めて慎重に対応した方も多くみられました。また、「特に何もしていない」と答えた方も6人いました。
不安を感じたときは、まずインターネットでの情報収集や赤ちゃんの様子を注意して見守るという方が多いようですが、専門家に相談するという選択肢も一定数みられました。
新生児期の赤ちゃんの体調を知る上では、おしっこの回数以外にも「量」や「色」、「ニオイ」も大切な手がかりになります。毎日のおむつ替えのときに、ぜひ確認してみてください。
新生児~生後1ヵ月ごろまでは、1日に15~20回程度のおしっこの回数が目安です。時間で換算すると、1〜2時間に1回程度が正常な回数となります。普段よりも急激に回数が増えたり減ったりした場合は、ほかの体調面ともあわせてチェックしてみてください。
おしっこの量をチェックする際は、普段のおむつ替えと比較することで量の変化をチェックできます。例えば、いつもは問題なく使えているのに、おむつからおしっこがモレるほど量が増えたり、反対に極端に少なかったりする場合は、体調変化のサインとして注意して観察しましょう。
気温の変化や哺乳量、成長によってもおしっこの量は変わりますが、普段と比べて急激に量が変化した状態が続く場合は、かかりつけ医に相談するのが安心です。
正常なおしっこの色は、淡いレモン色〜麦わら色です。夏場など汗を大量にかく時期は、おしっこの濃度が上がり、色が濃くなることがあります。一時的なものであれば心配不要なケースがほとんどです。また、排泄後に時間が経つと、尿に含まれる尿酸塩が結晶化してレンガのような色に見えることがありますが、これは健康な赤ちゃんに見られる反応であり、心配のないものとされています。
母乳やミルクだけを飲んでいる、離乳食が始まっていない赤ちゃんのおしっこは、大人の尿と比べてニオイが強くありません。排泄から時間が経つと、水分が蒸発してアンモニア臭が強くなることがありますが、これは時間経過によるものなので心配しなくても大丈夫です。しかし、普段と明らかに異なるニオイがする場合は、かかりつけ医に相談してください。
新生児のおしっこには個人差があり、多少の増減は問題ないケースがほとんどです。しかし、以下のようなサインが見られる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
<受診の目安>
・半日以上おしっこが出ていない
・おむつがほとんどぬれていない状態が続く
・おしっこの回数が急激に増えた、または減った
・血尿のような色のおしっこが出た
・元気がない、ぐったりしている
・哺乳量が少ない、飲みが悪い
・唇が乾いている、泣いても涙が出ない
受診するかどうかを判断するポイントは、おしっこの回数だけで判断せず、赤ちゃんの全体的な様子とあわせて確認することが重要です。おしっこが少ない状態が続く場合は、水分が不足している可能性もあります。これらの症状が重なるときは、早めに医療機関を受診してください。
また、おしっこの回数が急激に増えたり減ったりする場合には、まれに体内の水分バランスが崩れる「尿崩症(にょうほうしょう)」などの病気が関係しているケースもあります。頻度は高くありませんが、急激な変化が見られる場合は速やかに医療機関へ相談することをおすすめします。
「受診するほどではないかもしれないけれど心配…」という場合は、自治体の健康相談窓口に問い合わせてみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、ママ・パパの不安も解消されるかもしれません。
監修者のご紹介
竹中 美恵子先生(小児科・内科・皮膚科・アレルギー科)
難病指定医、小児慢性特定疾患指定医、子どもの心相談医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション認定医。小児科医としての臨床を積みながら皮膚科や内科を学び、家族全員を1つの病院で診られるワンストップの病院を目指して姉妹で開業する。
女医によるファミリークリニック
新生児期の赤ちゃんは、1日10〜13回程のおむつ替えが必要なため、赤ちゃんのおしりへの刺激も多くなります。デリケートな赤ちゃんの肌を守るためには、おむつとおしりふきの選び方が大切です。
新生児期の赤ちゃんはおしっこの回数が多く、こまめなおむつ替えが必要です。また、母乳やミルクしか口にしていない新生児のうんちはゆるく、モレを心配するママ・パパも多いでしょう。そうしたモレ対策には、「グーン ゆるうんちモレ0へ 新生児用/Sサイズ」がおすすめです。新生児特有のゆるいうんちに対応した設計で、やさしい使い心地とモレにくさを両立しています。服や寝具を汚してしまう心配を軽減し、おむつ替えの負担を減らしてくれるでしょう。
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赤ちゃんのおしりを拭くときの摩擦は、デリケートな肌の負担になりかねません。「グーン 水分たっぷりおしりふき」は、不純物を取り除いた純水99%を使用しています。シートにたっぷりの水分を含み、洗い流すように拭けるのが特長で、何度もこすらずにさっと拭きとれます。
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新生児のおしっこの回数は、1日15〜20回程度が目安です。ただし、個人差もあるため、「普段と比べてどうか」を見ることが赤ちゃんの異変に気付く上で重要になります。また、おしっこは回数以外にも、量・色・ニオイなどもあわせてチェックすることも大切です。
多少の個人差や季節による一時的な変化は問題ないケースがほとんどですが、気になるサインがあれば早めにかかりつけ医へ相談しましょう。毎日のおむつ替えを、赤ちゃんの健康を確認する習慣にしてみてください。
健康な新生児(出生〜生後1ヵ月)のおしっこの回数は、1日15〜20回程度が目安です。大人と比べて膀胱が小さい新生児は、1回のおしっこの量が少なく、その分回数が多くなります。しかしこの回数はあくまでも目安であり、哺乳量や気温によっても変わるため、一時的な増減であれば問題ないケースがほとんどです。赤ちゃんが元気でしっかり哺乳できていれば、過度に心配しなくて大丈夫でしょう。
健康な新生児のおしっこは、1日15〜20回(1〜2時間に1回)程度が目安で、淡いレモン色〜麦わら色が正常な色とされています。ニオイは大人の尿より強くありませんが、排泄から時間が経つと、大人同様にアンモニア臭が強くなります。
以下のような状態が見られる場合は、早めに医療機関を受診してください。おしっこの回数だけで判断せず、赤ちゃんの全体的な様子とあわせて確認することが大切です。気になる変化があれば、かかりつけの小児科医や助産師に相談するのをおすすめします。
<受診の目安>
・半日以上おしっこが出ていない
・おむつがほとんどぬれていない状態が続く
・おしっこの回数が急激に増えた、または減った
・血尿のような色のおしっこが出た
・元気がない、ぐったりしている
・哺乳量が少ない、飲みが悪い
・唇が乾いている、泣いても涙が出ない
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