
記事公開:2026.8.27
生理中は心身のコンディションが普段と違うことを、男性パートナーに理解してほしいと感じている方は多いでしょう。この記事では、クラブエリエール会員の女性を対象に行ったアンケート調査をもとに、生理中に男性パートナーに対応してほしいことや、してもらってうれしかったことなどのリアルな声を紹介します。また、男性パートナーに要望を上手に伝えるヒントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※コメントは一部抜粋しています。
【調査概要】
調査対象:クラブエリエール会員の10代以上の女性
調査期間:2026年6月22日~6月25日
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:477件

監修者のご紹介
佐藤杏月先生
(八丁堀さとうクリニック副院長 医学博士 日本産婦人科学会専門医)
生理中のつらさは人によって異なりますが、多くの女性が毎月さまざまな不調を経験しています。まずは、エリエール会員の女性に「生理中につらいこと」を伺ってみました。
■生理中につらいことはなんですか?
「腹痛、頭痛などの痛み」(28.0%)や「吐き気や食欲低下」(4.8%)といった体調面のほか、「だるい・やる気が起きない」(27.2%)、「イライラ・怒りっぽくなる」(20.9%)という精神面の不調を感じる方が多いようです。
また、これらを背景に、「仕事や家事・育児に支障が出る」(11.9%)というつらさを挙げる方もいました。
「その他」と答えた方は、ほかにもさまざまなつらさを挙げています。
<生理中につらいこと(自由記述)>
・しょっちゅうトイレに行かないといけない。出かけるときに、持ち物がけっこう多くなるので、出かけにくくなる
・腹痛による睡眠不足がつらい。凄く眠いのに、寝ようとすると寝られなくてつらい
・貧血や、出血量が多い日は下着や服が汚れてしまうことがあり、処理が大変
・腰も痛くなる。鎮痛剤飲んでも効きづらく、痛い中家事をするのはつらい
・体温が異常なほど上がり過ぎて暑い
生理中は腹痛や頭痛、倦怠感、気分の波など、身体的・精神的なつらさが重なりやすいものです。では、そのつらさを男性パートナーに伝えている方はどのくらいいるのでしょうか。
生理中のつらさや体調不良を男性パートナーに伝えているかどうか、アンケート結果を見ていきましょう。
■生理中のつらさや体調不良を、男性パートナーに伝えていますか?
「毎回伝えている」(21.8%)、「伝えることもある」(41.1%)を合わせると、約63%の方が男性パートナーに生理中のつらさや体調不良を伝えていました。
一方、「あまり伝えていない」(19.9%)と「まったく伝えていない」(17.2%)を合わせると、約37%の方は積極的に伝えてはいません。その理由についても伺いました。
■「あまり伝えていない」「まったく伝えていない」という理由を教えてください。
男性にはない生理のつらさを、理解してもらうのは難しい、言いにくいと考えて、男性パートナーに生理の話をしない方が多いようです。
生理がつらいとき、男性パートナーが理解を示してくれるだけでも過ごしやすくなるかもしれません。そこで、男性パートナーが生理に対して理解があると感じているかどうかについても伺ってみました。
■男性パートナーは生理に対して理解があると感じますか?
男性パートナーは生理に対して理解があると感じている方からは、以下のような具体的なエピソードが集まりました。
<パートナーの生理への理解エピソード(自由記述)>
・生理前に「イライラしていてごめんね」と伝えると、「もうすぐ生理だからだよ。大丈夫だよ」と言ってくれる
・つらいときは家事・育児を代わってくれたり、「大丈夫か」と心配してくれたりする
・家事育児を率先してくれる。子どもの泣き声がストレスになるときは、聞こえないよう配慮してくれる
・こちらの言い方がきつくなってしまっても、そのまま流してくれる
・体調の度合いやお願いしたいことを伝えると、そのとおりに対応してくれる
では、どうすれば男性パートナーに生理のつらさを理解してもらえるのでしょうか。先に紹介した「男性パートナーの理解度」と「男性パートナーに生理のつらさを伝えているか」のアンケート結果をかけ合わせて、相関があるかどうか見てみました。
■男性パートナーの理解度✕つらさを伝える頻度
グラフからは、生理のつらさを「毎回伝えている」「伝えることもある」方はパートナーの理解度が高いことがわかります。
男性パートナーが生理について理解していると伝えやすいのか、女性が生理について伝えていれば理解しやすいのかはここからは読み取れませんが、伝えることで好循環を生む可能性はありそうです。
生理のつらさを男性パートナーに伝えている方に、どのような伝え方をしているのかを教えていただきました。参考になりそうなエピソードが盛りだくさんです。
<生理中のつらさや、体調不良を伝えるコツ(自由記述)>
・具体的な状況を伝え、具体的に希望を伝える。「今かなり出血しているからお風呂に入れない。子どもをお風呂に入れてほしい」というような感じ
・メッセージアプリで伝えてしまうことが多い。「生理痛が重めでいつも以上に省エネです。ごはん何か買ってきてもらえるとうれしい…!」などと症状の詳細こそ伝えないものの、やってほしいことは伝わる文面を工夫している
・後ろ向きな言葉で伝えないこと。まず生理初日に「レディースデーが始まりました!」とキャンペーンみたいに伝えている
・夫からの提案で、ヘルスケアのアプリを共有。カレンダーを見て、「生理の時期」や「生理中につらいこと」などがわかる。もちろん、毎回、言葉でも伝えている。「体調が良くないから、〇〇してほしいのだけど、お願いできる?」というように、やさしく言えるように気をつけている
・パートナーも体調不良などはあるので、そのときにこちらもきちんと話を聞いて対応することで、自然と伝えやすくなると思う
続いて、生理中に男性パートナーにどのようなことをしてもらいたいかについて、アンケートに答えていただきました。結果を参考に、具体的に何をお願いしたいかを考えてみると、男性パートナーに伝えるときのヒントになるかもしれません。
■生理中にパートナーにしてほしいのはどんなことですか?
「家事をしてほしい」(29.1%)や「子どもの面倒を見てほしい」(17.2%)といった体力面のサポートが目立つ一方で、「黙って見守ってほしい」(22.4%)や「やさしい言葉をかけてほしい」(14.8%)などのメンタル面のサポートも女性にはうれしいことがわかります。
「その他」と回答した方からは、こんな本音の声も寄せられました。
<生理中にパートナーにしてほしいこと(自由記述)>
・料理や買い物をしてほしい。とにかく横になりたいので、日常のことを任せたい
・眠くなるので寝かせてほしい。そのあいだにいつもの家事(洗濯・食器洗い・保育園の準備など)をやってくれたらうれしい
・子どもとお風呂に入ってほしい
・生理で通常の状態でないことを理解して、気にかけていてほしい。何か不自由そうだったら心配してほしい
・そっとしておいてほしい。家のことはしっかりやってほしい(笑)
「生理中にパートナーにしてもらってうれしかったこと」について、アンケートで具体的なエピソードを聞きました。小さな気づかいや言葉ひとつが、つらい時期に大きな支えになると感じている方が多いようです。
<生理中にパートナーにしてもらってうれしかったこと>
・「家事、あと全部やるから休んでな」と言って、家事をやってくれること。また、ソファなどで横になっていても決して怒らない
・家事を黙って率先してやってくれる。いたわりの優しい言葉をかけて気づかってくれる。ネットで生理のつらさや体調の変化を勉強してくれた
・子どもの相手、特にお風呂やトイレのお世話をしてくれたこと。ご飯を作れないとき、お弁当や出来合いのものを買ってきてくれたこと
・食事を作らなくていいこと!料理のニオイで気分が悪くなるので…家族に食事を準備してくれてありがたい
・睡眠時間を確保させてくれた。おかげさまで薬が効いてつらさが軽減され、とても助かった
・家事をしてくれたり、おなかを温めるホットパックを温めて持ってきてくれたりすること
アンケートの声からは、男性パートナーに自分の状態を素直に伝えることで、自然に助けてもらえるようになったという経験談が多く聞かれました。
男性には、生理のつらさや体調不良は理解しづらいもの。心身のコンディションが普段と違うことをひとこと伝えるだけで、男性パートナーも動きやすくなるのではないでしょうか。そして、何かしてもらえたときには「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えれば、お互いに気持ちよく過ごせるでしょう。
まずは生理期間外の心も身体も穏やかなタイミングで、男性パートナーに「こうしてもらえると助かる」と話してみませんか。
監修者のご紹介
佐藤杏月先生(八丁堀さとうクリニック副院長 医学博士 日本産婦人科学会専門医)
日本医科大学卒。日本医科大学武蔵小杉病院を中心に16年間産婦人科医として地域のハイリスク妊婦や、婦人科疾患の診療を行ってきた。3人の子どもの子育てと仕事の両立を目指し、整形外科医のご主人と共に2020年八丁堀さとうクリニックを開業。
八丁堀さとうクリニック
生理に対する想いや悩みは、ひとりひとり違います。大王製紙の「エリス」シリーズは、あなたが望む生理の過ごし方を支えるために、使い心地にこだわった商品をそろえています。
「エリス ルナフィット(多い昼用)羽つき 23cm」は、多い日の昼間に対応したナプキンです。なめらかな肌ざわりの<表面ぽこぽこシート>がベタッと感を軽減し、身体の動きにフィットする<スライドフィット吸収体>で肌とのすきまをできにくくして経血をしっかりキャッチします。「エリス ルナフィット超スリム(多い昼用)羽つき 23cm」は、薄型でありながら吸収力を維持しており、外出時にも持ち運びやすいのが魅力です。
「エリス ルナフィット」については、下記のページをご覧ください。
エリス ルナフィット
「エリス コンパクトガード(多い昼用)羽つき 23cm」は、生理用品らしくないデザインの個包装で、ポーチやポケットにも入れやすいスリムな形状が特長。急な生理に備えてバッグに常備しておきたい方や、外出先でも使いやすいサイズを探している方にぴったりの商品です。さらに1.9mmの極薄シートにもかかわらず、超吸収ポリマーがぎっしり詰まっており、普通のナプキンの2倍※1の吸収力となっています。
※1 当社「エリス 新・素肌感 ふつう~多い日の昼用 羽つき」との比較
「エリス コンパクトガード」については、下記のページをご覧ください。
エリス コンパクトガード
「エリスショーツ 昼・夜 長時間用」は、ナプキンとショーツが一体になった生理用ショーツ型ナプキンです。
夜用ナプキン約3枚分※の吸収力を備え、経血量が多い日でもしっかりサポートします。薄型の吸収体でゴワつきにくく、日中の外出やアクティブに動くシーンでも使いやすい仕様。ブラックカラーのデザインで見た目にも配慮されており、外出先でも気兼ねなく使いやすいのもポイントです。
※ 大王製紙「エリス新・素肌感 多い日の夜用羽つき」との比較。
「エリスショーツ 昼・夜 長時間用」については、下記のページをご覧ください。
エリスショーツ 昼・夜 長時間用
生理中のつらさを男性パートナーに伝えることが、お互いの関係をより良くする第一歩です。生理期間外の落ち着いているときに「こんなときがつらい」「こうしてくれるとうれしい」といったことを少しずつ伝え、話し合ってみてはいかがでしょうか。
「エリス」の生理用品とともに、毎月の生理期間をできるだけ快適に過ごしてください。
生理中や生理前後にイライラしやすいのは、生理周期に伴うホルモンバランスの変化が、自律神経に影響するためです。生理前にはホルモンバランスが大きく変化するため、その直後の生理中には気分の不安定さやイライラが起こりやすくなります。「気の持ちよう」ではなく、身体の変化が引き起こす自然な反応です。
生理の痛みが強く日常生活に影響する場合は、市販の鎮痛剤を使ってもいいでしょう。それでもつらい場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
また、パートナーや職場・学校の信頼できる人に「体調が崩れやすい時期」を共有し、サポートをお願いすることも大切です。まずは、生理期間外の心も身体も穏やかなタイミングで、「生理のときはこうしてもらえると助かる」と伝えてみるといいでしょう。
生理中に対応してほしいことを男性パートナーに上手に伝えるには、生理期間外の落ち着いているときに「こうしてくれるとうれしい」と具体的に話し合うのがおすすめです。アンケートでは、「後ろ向きにならず、明るく伝える」「具体的に伝える」といった声も聞かれました。また、気づかってもらえたときは感謝を伝えると、お互いの関係もより良くなるでしょう。
画像提供/PIXTA




