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更年期に尿モレしやすい理由は?主な症状と原因、対策を紹介

記事公開:2024.03.18

40代、50代を迎えると、女性はさまざまな体や心の変化を実感するといわれています。30代後半から始まる「プレ更年期」や、45歳頃から本格的になる「更年期」の症状がある人の中には、「トイレに間に合わずモレそうになる」「ちょっとした尿モレがある」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、更年期に起こりやすい尿モレの種類や原因、さらには尿モレ対策に適した吸水ケア用品をご紹介します。

更年期にはさまざまな不調が起こりやすい

女性は更年期を迎えると、女性ホルモンの分泌量が減ることで、体や心にさまざまな不調が起こりやすくなります。尿モレも、そんな更年期に起きる不調のひとつです。
尿モレが起きる原因は、女性ホルモンの減少、骨盤底筋のゆるみ、さらには子宮、膀胱、直腸などの臓器が膣の外に出てしまう骨盤臓器脱などが考えられます。人に相談しにくい尿モレですが、実はかなり多くの女性が悩んでいる症状。恥ずかしいからといって一人で悩みを抱えるのではなく、「医療機関で適切な治療を受ける」、「セルフケアを実践する」などして、毎日の過ごしやすさを向上させましょう。

40代以上の女性は、7割以上が尿モレ経験あり

デリケートな悩みのため、人に相談しにくい尿モレですが、どのくらいの女性が経験しているのでしょうか。40代以上のクラブエリエール会員の女性の皆さんに、尿モレに関するアンケート調査を行いました。


【調査概要】
調査対象:40~90代の女性
調査期間:2023年9月6日~9月19日
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:2,251件


■尿モレを経験したことはありますか?
初めに、「尿モレを経験したことがあるか」を尋ねたところ、40代以上の女性の約7割が経験したことがあると答えました。実に、3分の2以上が尿モレを経験していることになります。

40代頃から尿モレが気になり始めた人が一番多い

■初めて尿モレが気になったのは何歳頃ですか?
次に、尿モレ経験のある方に「初めて尿モレが気になったのは何歳頃か」を質問したところ、40代が一番多く35.2%となり、続いて50代の30.9%、30代の16.1%が上位となりました。プレ更年期や更年期が始まる時期と、尿モレが気になる時期が重なる結果となっています。

更年期に起こりやすい尿モレの種類

尿モレとは、自分の意思で排尿をコントロールできない状態のことです。更年期に起こりやすい尿モレには、「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」、その2つを合わせた「混合性尿失禁」があります。ここからは、それぞれの尿モレの症状について解説します。

腹圧性尿失禁

40~50代に多い尿モレのタイプが腹圧性尿失禁です。くしゃみやせきをしたり、重い荷物を持ったり、笑ったりしたときなど、おなかに圧がかかることで起きるタイプの尿モレです。
走る、ジャンプする、急に立ち上がるといった動作をしたときにも起こりやすく、腹圧がかかると、自分の意思と関係なく尿モレが起こってしまいます。

切迫性尿失禁

切迫性尿失禁は、突然強い尿意を感じて、トイレまで我慢できずにモレてしまうタイプの尿モレです。冷たい水に触れたときや寒いと感じたとき、トイレに行きたいと考えたときに、尿の回数が多くなったり、突然尿意を感じたりすることがあります。切迫性尿失禁は、膀胱に問題が生じる「過活動膀胱(OAB)」の一種に分類されています。

混合性尿失禁

混合性尿失禁とは、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁を併せ持ったタイプの尿モレです。
40~50代に多い尿モレのタイプで、腹圧性尿失禁の症状が強く出る人もいれば、切迫性尿失禁の症状が強く出る人もいます。

更年期に尿モレが起こりやすい原因

更年期に尿モレが起こる原因には、どのようなことが考えられるのでしょうか。ここでは、主な尿モレの原因として、「骨盤底筋のゆるみ」と「骨盤臓器脱」をご紹介します。

骨盤底筋のゆるみ

更年期は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が急激に低下することによって、筋肉量や骨量が減少します。特に下腹部の臓器である直腸、膀胱、子宮が下がらないように支えている骨盤底筋は、妊娠・出産で元々ダメージを受けている上、更年期による筋肉量の減少により、筋肉がゆるんでしまいます。
こうなると、骨盤底筋は骨盤内の臓器をしっかりと支えられなくなり、尿を止める機能が正常に働かなくなってしまうため、尿モレが起こりやすくなるのです。

骨盤臓器脱

骨盤底筋のゆるみがさらに悪化すると、膀胱や子宮、直腸などの内臓が下に落ち、さらには膣から外に押し出されてしまうことがあります。これが「骨盤臓器脱」という病気です。
膀胱や尿道が安定しないため、トイレが近くなる、尿が出にくい、便が出にくいなどの症状が出ます。

更年期の尿モレ対策

更年期を迎えた女性の多くが悩む尿モレですが、防ぐためにはどのような対策を行えばよいのでしょうか。ここからは、更年期の尿モレに効果的な対策をご紹介します。

骨盤底筋トレーニング

自宅で手軽にできるセルフケアに、骨盤底筋トレーニングがあります。腹圧性尿失禁にも切迫性尿失禁にも効果があるため、毎日続けるのがおすすめです。最初は1回5分程度から始めて、慣れてきたら10~20分まで増やしていきましょう。
効果が出るまでにはある程度時間が必要なので、数ヵ月単位で続けることがポイントです。

<骨盤底筋トレーニングの方法>
1. あお向けに寝て、足を肩幅に開く。
2. 両ひざを立て、体をリラックスさせる。
3. 尿道、肛門、膣を引き締めたり、ゆるめたりする動きを数回行う。引き締めるときも、ゆるめるときも、それぞれ1秒くらいかけてゆっくりと行うことがポイント。

ホルモン補充療法(HRT)

更年期症状を改善する治療法として有名なのが、ホルモン補充療法(HRT)です。これは、医療機関で行う治療法で、女性ホルモンの低下で不足しているエストロゲンを補うことで、更年期症状および尿モレの改善にも効果が期待できます。
治療開始当初は、吐き気や胃のむかつき、乳房の張り・痛みなどの副作用が現れることがありますが、服用を続けていくうちに自然に治まることが多いでしょう。

手術などの治療法

更年期の尿モレには、骨盤底筋トレーニングやホルモン補充療法のほかにも、手術や行動療法などの治療があります。腹圧性尿失禁に対しては、トレーニングや生活習慣の改善などでも効果が見られない場合、尿道の下にテープを通して尿道を支える手術療法を行うこともあります。
切迫性尿失禁の治療では、薬物治療のほか、過剰な水分、カフェイン、アルコールの摂取を控えるなどの行動療法も有効です。また、切迫性尿失禁と腹圧性尿失禁の両方に有効な電気刺激療法などの治療法もあります。

更年期の尿モレには吸水ケア用品がおすすめ!

突然起こる更年期の尿モレに、経験者の皆さんはどのように対処されているのでしょうか。クラブエリエール会員の女性の皆さんに、尿モレが気になるとき、どうしているかについて伺いました。

■尿モレが気になるとき、どうしていますか?(複数回答)
アンケートで一番多かった回答は、吸水ケア用品を使用している人で、863人でした。また、生理用品やおりものシートで代用している人も、631人と多くいました。

ここで注目したいのが、尿モレに特化した吸水ケア用品と、生理用品やおりものシートの違いです。吸水ケア用品は、水分量が多く排出スピードも速い尿モレに対応した商品です。これに対し、生理用ナプキンやおりものシートは、粘性が高くゆっくり少しずつ出る経血やおりものをモレないよう溜め込むことに適した構造になっているため、尿が出てくるスピードには対応できない場合があります。
このことから、尿モレには専用の吸水ケア用品を使うことをおすすめします。

吸水ケア用品と生理用品の違いについては、下記のページをご覧ください。
尿モレはナプキンじゃ対応できない?吸水ケア用品と生理用品の違い

画像提供/PIXTA


監修者のご紹介
伊藤 友梨香先生(泌尿器科専門医)
日本泌尿器科学会所属。大学病院の泌尿器科医局に属し、一般泌尿器、不妊治療などの経験を積んだ後、療養透析を中心とした全身疾患を扱う療養型病院に勤務。雑誌・テレビなどのメディアでも活躍する。

不安定な体と心に寄り添う「ナチュラ」シリーズ

尿モレの不安や不快感を解消するためには、吸水ケア用品の使用がおすすめです。女性たちの不安定な体と心に寄り添う「ナチュラ」シリーズのラインナップをご紹介します。

ナチュラ さら肌さらり おまもり吸水ライナー

「ナチュラ さら肌さらり おまもり吸水ライナー」は、せきやくしゃみによる不意の尿モレに適した、もしものときに備えて心地良くつけていられる吸水ケア用品です。下着と一体化する薄さ2mmの<スリム吸収体>や、ニオイをしっかりと閉じ込める消臭機能、ムレを軽減する<全面通気性バックシート>が、いざというときの尿モレにしっかり対応します。吸収量は3~15ccから選べます。

「ナチュラ さら肌さらり おまもり吸水ライナー」については、下記のページをご覧ください。
ナチュラ さら肌さらり おまもり吸水ライナー

ナチュラ さら肌さらり ちょこっと吸水ナプキン

「ナチュラ さら肌さらり ちょこっと吸水ナプキン」は、頻度や量は多くはないけれど、突然我慢できないほどの尿意を覚えるタイプの尿モレに適した、水分をしっかりキャッチできる吸収ケア用品です。スピード吸収で水分を素早く吸収してくれる上に、<しなやかフィットライン>が理想のカタチをキープしてくれるので、ヨレを気にせず快適に過ごせます。吸水量は30~65ccから選べます。
また、より肌へのやさしさを重視される方のために「ナチュラ さら肌さらり コットン100% ちょこっと吸水ナプキン」もラインナップ。

「ナチュラ さら肌さらり ちょこっと吸水ナプキン」については、下記のページをご覧ください。
ナチュラ さら肌さらり ちょこっと吸水ナプキン

更年期の尿モレはケアできる

尿モレは決して恥ずかしいことではありません。自分らしい毎日を過ごすために、骨盤底筋トレーニングを行いながら、吸水ケア用品をおまもり代わりに使ってみるのがおすすめです。
尿モレを気にすることなく、いきいきと日々を過ごしていきましょう!

よくあるご質問

Q. 更年期に起こりやすい尿モレの種類は?

更年期に起こりやすい尿モレの種類には、「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」、その2つを合わせた「混合性尿失禁」があります。
腹圧性尿失禁は、くしゃみやせきをしたり、重い荷物を持ったりしたときなど、おなかに圧がかかることで起きる尿モレです。切迫性尿失禁は、突然強い尿意を感じて、トイレまで我慢できないタイプの尿モレです。膀胱に問題が生じる「過活動膀胱(OAB)」の一種に分類されています。

Q. 更年期に尿モレが起こりやすくなる原因は?

更年期の尿モレは、骨盤底筋のゆるみ、骨盤臓器脱などが原因です。骨盤底筋とは、下腹部の臓器を支えている筋肉のことで、骨盤底筋がゆるむと、骨盤内の臓器が支えられなくなり、尿を止める機能が正常に働かなくなります。それがさらに悪化して、膀胱や子宮が膣から外に押し出されてしまうのが、「骨盤臓器脱」という病気です。膀胱や尿道が安定しないため、トイレが近くなる、尿が出にくいなどの症状が出ます。

Q. 更年期の尿モレ対策にはどのような方法がある?

自宅で手軽にできる更年期の尿モレ対策に、骨盤底筋トレーニングがあります。腹圧性尿失禁にも切迫性尿失禁にも効果があるため、毎日続けるのがおすすめです。
また、更年期症状の治療法として、ホルモン補充療法(HRT)があります。これは女性ホルモンの低下で欠乏したエストロゲンを補うもので、更年期症状および尿モレの改善にも効果が期待できます。

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