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ホーム グーン(GOO.N) お役立ち情報 赤ちゃんの熱中症・暑さ対策は?新生児から1歳までの予防とケア
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赤ちゃんの熱中症・暑さ対策は?新生児から1歳までの予防とケア

記事公開:2025.6.27

赤ちゃんは体温調節機能が未熟で、熱中症になりやすいといわれています。また、言葉でまだ自分の体調を伝えられないため、大人が早めに気づき、対処することが大切です。
この記事では、熱中症の初期症状やケア方法のほか、予防方法と受診の目安について解説します。

熱中症とは?

熱中症とは、高温多湿な環境下で体温のコントロールがうまくできず、体内に熱がこもって起こる健康障害です。体温が異常に上昇し、体のさまざまな機能に影響を及ぼします。重症化すると命に関わるケースもあるため、特に体温調節がうまくできない赤ちゃんや高齢者は注意が必要です。

熱中症は炎天下の屋外だけでなく、室内でも起こるおそれがあります。気温や湿度が高い日には、エアコンの使用やこまめな水分補給を心掛け、熱がこもらないようにすることが大切です。

赤ちゃんや幼児が熱中症になりやすい理由

赤ちゃんや幼児は、体の機能がまだ発達途中であるため、熱中症にかかりやすいとされています。特に、体温調節や汗腺の働きが未熟で、体にこもった熱をうまく逃がすことができません。

また、赤ちゃんや幼児は大人より地面に近い位置にいるため、アスファルトなどの地表からの照り返しを受けやすく、気温以上の熱を感じることがあります。ベビーカーの中や車内など、風通しの悪い空間ではさらに熱がこもりやすくなるため注意が必要です。

赤ちゃんの熱中症対策についてママ・パパに調査!

暑くなる季節には、赤ちゃんの熱中症対策が欠かせません。家の中で過ごすときや外出の際に、ママ・パパはどのような対策を行っているのでしょうか。
今回は、クラブエリエール会員の先輩ママ・パパに、日頃から行っている熱中症対策について調査しました。

※コメントは一部抜粋しています。


【調査概要】
調査対象:未就学のお子さまがいるクラブエリエール会員の20~70代男女
調査期間:2025年4月10日~4月13日
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:399件


■普段からお子さまの熱中症対策をしていますか?

普段からお子さまの熱中症対策をしていますか?

普段から子どもの熱中症対策をしているかどうかママ・パパにうかがったところ、9割以上の人が「はい」と答えています。では、具体的にどのような対策をしているのでしょうか。

■子どもの熱中症対策として行っていることはありますか?(複数回答)

子どもの熱中症対策として行っていることはありますか?(複数回答)

子どもの熱中症対策で最も多かった回答が「こまめに水分補給をさせる」の345人で、やはり基本的な対策を意識しているようです。そのほかにも「帽子や日よけ、グッズなどを活用する」「室内の温度・湿度に気をつける」などにも多くの回答が集まり、さまざまな工夫をしていることがうかがえます。
また、実際に行っている具体的な熱中症対策として、下記のような回答が寄せられました。

<具体的にしている熱中症対策を教えてください(自由回答)>
・外出時は水やお茶、スポーツドリンクなどを持ち歩いている
・温湿度計を部屋の見える所に設置している
・外に出るときは帽子を被らせ、通気性の良い服や肌着にしている
・部屋でエアコンをつけっぱなしにしている
・暑いときは30~40分ごとぐらいに水分をとらせている
・暑い時間帯は外遊びをしない・屋内施設などへ行く
・ベビーカーに保冷剤を取りつけている

赤ちゃんの熱中症の初期症状

赤ちゃんは自分の不調を言葉で伝えることができないため、大人が熱中症のサインを見逃さないことが大切です。次に、熱中症の主な初期症状を見ていきましょう。

顔が赤くなる・体が熱い

熱中症の初期症状としては、顔が赤くほてっていたり、体が熱く感じられたりすることがあります。また、異常に汗をかくことも症状のひとつとして挙げられます。
その一方で、暑いはずなのに汗をあまりかいていない場合は、すでに熱中症が進行している可能性があるため要注意です。

おしっこの量や色が変わる

体内の水分が不足していると、いつもよりおしっこの回数が減ったり、色が濃くなったりすることがあります。これは、脱水が進んでいるサインでもあり、熱中症につながるおそれがあります。
紙おむつを使っている場合は、おしっこの様子を時々確認し、水分をこまめにとらせることが大切です。

小さな違和感や変化がある

赤ちゃんの熱中症は、症状がはっきりわからない場合もあるため、「なんとなく元気がない」「いつもと様子が違う」といった、小さな違和感を見逃さないことが大切です。
ほかにも、「機嫌が悪い」「ぐったりしている」「反応が鈍い」といった変化にも注意しましょう。

赤ちゃんの熱中症の初期症状に気づいたときのケア

赤ちゃんの熱中症の初期症状に気づいたときのケア

赤ちゃんに熱中症の初期症状が見られたら、まずは風通しの良い涼しい場所へ移動させ、衣類をゆるめて熱を逃がしやすくします。
次に、母乳やミルク、赤ちゃん用の経口補水液などでこまめに水分補給をさせましょう。無理に飲ませず、少しずつ与えるのがポイントです。

さらに、首まわりや脇の下、足のつけ根などを、タオルで包んだ保冷剤や冷たいタオルでやさしく冷やし、体温を下げてください。赤ちゃんの様子をよく観察しながら、対応することが大切です。

熱中症で病院へ行く目安は?

初期症状に対するケアをしても赤ちゃんの様子が改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。水分をとれない、顔色が悪い、体温が下がらない、ぐったりして反応が鈍いといった状態は、特に注意が必要です。

また、呼びかけても反応がない、意識がもうろうとしている、痙攣があるなどの症状が見られる場合は、すぐに救急車を呼んでください。赤ちゃんは症状の進行が早いため、「おかしいな」と感じたら迅速な対応が重要です。

赤ちゃんの熱中症の予防方法

赤ちゃんは体温調節機能が未熟で、熱中症になりやすいため、日頃からの予防がとても重要です。ここでは、室内やお出掛け時にできる具体的な対策をご紹介します。

気温・湿度を確認する

暑い日に外出する際は、気温・湿度を確認し、朝や夕方の涼しい時間を選んで、長時間の外出はなるべく避けてください。
また、熱中症は屋外だけでなく、室内でも起こります。エアコンや扇風機を使って、室温は夏26~28℃、冬20~23℃、湿度は60%前後を目安に調整しましょう。カーテンで直射日光を遮る、空気を循環させるといった工夫も効果的です。

外出時は衣類や暑さ対策グッズで工夫をする

赤ちゃんの衣類は通気性の高い服を着せて、熱がこもらないようにします。汗をかいたときはこまめに着替えさせると、肌トラブルの予防にもなります。
また、外出時には帽子を被せたり、ベビーカーに日よけカバーをつけたりして、直射日光を防ぎましょう。首や背中には熱がこもりやすいため、保冷シートなどを活用して体温の上昇を防ぐことも大切です。

水分補給はこまめに行う

赤ちゃんは自分で水分をとることができないため、大人がこまめに水分補給をさせることが重要です。母乳やミルク、赤ちゃん用の飲料などを、無理せず少しずつ与えるようにしましょう。
特に、気温の高い日は、汗をかいて脱水のリスクが高まります。赤ちゃんが一度にたくさんの水分をとれなくても、意識して与える回数をいつもより多くすることで、必要な水分を補うことが大切です。


監修者のご紹介

竹中 美恵子先生(小児科・内科・皮膚科・アレルギー科)
難病指定医、小児慢性特定疾患指定医、子どもの心相談医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション認定医。小児科医としての臨床を積みながら皮膚科や内科を学び、家族全員を1つの病院で診られるワンストップの病院を目指して姉妹で開業する。

女医によるファミリークリニック


【商品紹介】赤ちゃんのおしりをやさしく守る「グーン」シリーズ

赤ちゃんの熱中症対策は、水分補給や室温の管理に加えて、通気性の良い衣類なども重要なポイントです。「グーン」シリーズには、通気性や吸水性に優れたおむつがそろっていて、暑い季節でもムレを軽減し、赤ちゃんの肌をやさしく守ります。

グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ 新生児用/Sサイズ

グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ 新生児用/Sサイズ

「グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ」シリーズは、<全面通気性シート>によりおむつの湿気を外に出す仕組みで、ムレも安心。赤ちゃんのおしりにやさしい<ぽこぽこクッションシート>が、おしっこやゆるうんちを広げずキャッチし、肌につきにくくします。また、肌に触れる表面シートには保湿成分を配合し、摩擦による負担を軽減。赤ちゃんの敏感な肌にも負担をかけない、やさしい紙おむつです。

「グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ 新生児用」「グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ Sサイズ」については、下記のページをご覧ください。
グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ 新生児用
グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ Sサイズ

グーン 肌にやさしいおしりふき

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「グーン 肌にやさしいおしりふき」は、水分たっぷりのシートで、おしりをやさしく洗い流すように拭き取れます。不純物を取り除いた純水を99%配合し、ノンアルコール・パラベンフリー・無香料で、赤ちゃんの肌に負担をかけない成分を使用。生まれたその日から使えるおしりふきです。

「グーン 肌にやさしいおしりふき」については、下記のページをご覧ください。
グーン 肌にやさしいおしりふき

赤ちゃんの熱中症は特に注意が必要

赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、暑さの影響を受けやすく、大人と比べて熱中症のリスクが高くなります。その上、まだ言葉で体調を伝えることができないため、まわりの大人が変化に早めに気づくことが大切です。
室内・屋外を問わず、温度や湿度、水分補給、赤ちゃんの衣類などに気を配ることで、熱中症は予防できます。赤ちゃんの様子をよく観察し、「いつもと違うな」と感じる点を見逃さないようにしましょう。

よくあるご質問

赤ちゃんは熱中症になりやすい?

赤ちゃんは体温調節機能が未熟で、体内に熱がこもりやすいため、熱中症になりやすいとされています。また、屋外でベビーカーに乗っているときなどは、大人より地面に近い位置にいることになり、アスファルトからの照り返しで気温以上に暑さを感じやすい環境にあるため、注意が必要です。

赤ちゃんの熱中症の初期症状は?

顔が赤くなる、体が熱くなる、異常に汗をかく、おしっこの回数がいつもより少ない・色が濃いなど、赤ちゃんの様子に変化が見られる場合は、熱中症の初期症状の疑いがあります。涼しい場所へ移動させ、水分補給などの対処をしましょう。

赤ちゃんの熱中症はどう予防すればいい?

熱中症の予防は、こまめな水分補給、温度や湿度の管理、通気性の良い衣類選びが基本です。外出時には帽子を被せたり、ベビーカーに保冷シートを使ったりして、直射日光や照り返しへの対策をしましょう。また、外出時間を朝や夕方の涼しい時間帯にするほか、暑さが厳しい日は涼しい屋内で過ごすことも大切です。

画像提供/PIXTA

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