
記事公開:2026.6.16
トイレットペーパーを使い終わるたびに出る「芯」。そのまま古紙リサイクルや可燃ゴミとして出すことが多いと思いますが、実はお掃除の強い味方になります。
この記事では、トイレットペーパーの芯を活用したお掃除ライフハックを5つ紹介します。家具のすきまやサッシの溝、便器のフチ裏、キッチンの排水口、コンロまわりなど、いろいろな場所で役立つアイディアを、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに教えていただきました。

監修者のご紹介
本間朝子さん
(知的家事プロデューサー)
トイレットペーパーの芯は適度な硬さがある一方で、紙でできているので軽く、指でつぶしたり、はさみやカッターで切ったりして形を変えやすいのが特徴です。筒は横方向には簡単につぶれる一方、縦方向にはつぶれにくいため、すきまに差し込んで軽く圧をかける使い方にも向きます。
触りたくない汚れやぬめりに、素手や掃除機のヘッドを近づけたくないときも、トイレットペーパーの芯を使って作業すれば手を汚しにくく、使い終わった芯はそのまま捨てられるので衛生的です。なお、汚れのついた芯はリサイクルできないため、可燃ゴミとして捨ててください。
細かい場所のお掃除は、しなければいけないと思っていてもなかなか手をつけられないもの。ですが、「トイレットペーパー1ロールを使い切るごとにすきまを小掃除しよう」と決めておくと定期的にお掃除のタイミングが訪れるので、汚れがたまりすぎないうちにこまめにお掃除ができるでしょう。
掃除機の先端ノズルが太いと、家具のすきまや溝に入らないこともあるでしょう。そんなとき、ノズルにトイレットペーパーの芯を足すと細い吸引口を作れます。トイレの床など、掃除機のヘッドを直接当てたくない場所でも、芯を使えば衛生的です。
1. トイレットペーパーの芯の、筒の片側だけを軽くつぶし、細長い形に整えます。

2. 1でつぶした部分の、先端から約3分の1の位置を斜めにカットします。

3. カットしていない側を掃除機ノズルに差し込み、マスキングテープや養生テープで芯とノズルのつなぎ目をぐるりと固定。ぐらつかないように重ねて巻いてください。 
4. お掃除する場所に合わせて、先端を指でさらにつぶして幅を調整します。

5. 芯の先端をすきまなどに差し込み、掃除機で吸引しましょう。


家具と床のすきま、巾木の上、窓枠のレール付近など、通常ノズルでは入りにくい場所にもトイレットペーパーの芯が届くため楽にお掃除できます。玄関やベランダ、トイレの床など、掃除機のヘッドを直接触れさせたくない場所でも、芯を使えば抵抗感がありません。
材質が紙なので、家具やサッシに軽く当たっても傷がつきにくいという利点もあります。使い終わった芯はそのまま廃棄でき、洗う必要もありません。
注意したいのは、ノズルを塞ぎすぎてしまうと吸引力が落ち、掃除機のモーターに負荷がかかる場合があることです。芯の位置やテープの巻き方を調整し、空気の通り道が確保できるよう固定してください。異音がしたり熱くなったりする場合は、すぐに電源を切り、取りつけ方を見直しましょう。
サッシの溝に砂ボコリがたまってしまうと、お掃除するのは一苦労です。まずライフハック1の方法で、掃除機でホコリを吸い取ってから、トイレットペーパーの芯にウエットシートを巻いたもので仕上げ拭きするとキレイになります。
1. サッシの溝が乾いた状態で、ライフハック1の手順で掃除機をかけ、砂ボコリをできるだけ吸い取ります。

2. トイレットペーパーの芯をつぶして、平たい板状になるように整えます。

3. つぶしたトイレットペーパーの芯の片方の端にお掃除用のウエットシートを巻きつけ、指で押さえて持ちやすい形にしましょう。

4. 3で作ったものをサッシの溝に沿って押し当てながら、一方向にゆっくり動かして拭き取ってください。


つぶしたトイレットペーパーの芯は軽い力でも角に密着しやすいので、掃除機で取りきれなかった細かい汚れを効率的に取ることができます。
ただし、トイレットペーパーの芯は紙でできているため、水分を多く含んだ状態ではやわらかくなり使いにくくなります。そのため、サッシを水で流した直後や、雨が降った直後は避け、できるだけ乾いた状態から始めるのがおすすめです。
また、サッシについた砂ボコリは水で流すと泥状になり、かえって取りにくくなることもあるため、先に掃除機で吸引してから、仕上げにウエットシートを使うといいでしょう。
ブラシの届きにくい便器のフチ裏。トイレットペーパーの芯をヘラのように使い、トイレ用のお掃除シートを巻きつければ、溝に沿って汚れをかき出しやすくなります。
1. 芯をつぶして、平たい板状になるように整えます。

2. つぶしたトイレットペーパーの芯の片方の端にトイレ用クリーナーを巻きつけ、指で押さえて持ちやすい形にしましょう。

3. 2で作ったものを便器のフチ裏に差し込み、手前に向かってゆっくり引くように動かしてください。

トイレットペーパーの芯を薄くつぶすことで、便器のフチ裏の形状に沿わせやすく、シートの洗剤成分を局所に当てられます。紙ならではの強度と適度なやわらかさを併せ持つため、こすっている感覚がつかみやすいでしょう。
使用後の芯とシートはまとめて可燃ゴミとして捨てられ、手を汚さずに済むのもうれしいポイントです。また、便器本体と床のすきまに差し込んで、縁の汚れを取る用途にも応用できます。
なお、この方法は黒ずみの初期〜軽い汚れのメンテナンス向きです。固着した汚れは専用ブラシや洗剤を使ってお掃除してください。
コンロ本体とカウンター、壁とのすきまには、油はねや調理くずが入り込みがちです。お掃除がしにくいこんな場所でも、トイレットペーパーの芯が活躍します。
1. トイレットペーパーの芯をつぶして、平たい板状になるように整えます。

2. つぶしたトイレットペーパーの芯の片方の端にキッチン用クリーナーを巻きつけ、指で押さえて持ちやすい形にします。

3. シートを巻いた端をコンロと天板のすきま、壁との溝に差し込み、手元の芯を持って前後に動かして汚れをこすってください。


トイレットペーパーの芯を使えば、お掃除がしづらい角やすきまでも、力を入れてこすることができます。キッチン用クリーナーを使うことで油汚れが落とせるだけでなく、トイレットペーパーの芯そのものが直接コンロに触れる心配もありません。
安全のため、点火中や高温のコンロ付近では使わず、必ずコンロが冷めた状態で作業してください。また、作業前に点火ロックをかけるか、ガス栓を閉め、安全を確認してからお掃除を始めましょう。
排水口のぬめりは、直接指で触りたくない汚れの代表といえるでしょう。トイレットペーパーの芯を少し加工するだけで、汚れに触らず簡単にキレイにできます。
1. トイレットペーパーの芯の、筒の片側だけにはさみで長さ3cm、幅2cm程度の切れ目を5〜6本入れてください。

2. 切れ目を広げて花の形のように開きます。

3. 排水口に差し込み、ゆっくり円を描くように回してみましょう。広げた部分が、ぬめりやゴミをこすり取ってくれます。

トイレットペーパーの芯で汚れをこすり取るため、触りたくない汚れに直接触れずにお掃除ができるライフハックです。トイレットペーパーの芯は、一般的な浴室排水口のサイズにも馴染みやすい形状で、細かい凹凸にも圧をかけることができます。
作業後は芯ごとポリ袋に入れて捨てれば、衛生的に廃棄可能です。水にぬれる場所をお掃除するため、トイレットペーパーの芯を強く押しつぶしすぎると長持ちしないことがあります。力加減は軽めにしましょう。
監修者のご紹介
本間朝子さん
知的家事プロデューサー。自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から、効率的な家事メソッド「知的家事」を考案。NHK「あさイチ」、TBS「ひるおび」などへの出演や、雑誌「クロワッサン」「ESSE」などへの掲載のほか、産経新聞では「ゼロ家事のススメ」を連載中。企業や自治体での講演・研修を通じて、「暮らしと仕事の両立」を支援している。著書に「60歳からの疲れない家事」「写真でわかる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり」(ともに青春出版社)など。
本間朝子オフィシャルサイト
本間朝子 note
このライフハックは、トイレットペーパーの芯と、お掃除シートやトイレクリーナーを組み合わせることがポイントです。「エリエール」シリーズのトイレットペーパーとお掃除用品を紹介します。
「エリエール トイレットティシュー シングル/ダブル」は、パルプ100%で作り上げたトイレットティシュー。蛍光染料は不使用です。ソフトエンボス加工を採用しており、ふんわりとしたやわらかさ。やさしい肌ざわりに仕上げています。
※芯に香りをつけています。香料の匂いがほかの物に移る場合がありますのでご注意ください。
「エリエール トイレットティシュー シングル/ダブル」については、下記のページをご覧ください。
エリエール トイレットティシュー シングル
エリエール トイレットティシュー ダブル
「エリエール i:na(イーナ)トイレットティシュー 2倍巻 シングル/ダブル」は、やわらかくやさしい肌ざわりの長さ2倍巻※1のトイレットティシュー。場所をとらずスッキリ収納。交換回数が少なく便利です。吸水性にも優れています。
※1 ロールの長さ50mとの比較
※芯に香りをつけています。香料の匂いがほかの物に移る場合がありますのでご注意ください。
「エリエール i:na(イーナ)トイレットティシュー 2倍巻 シングル/ダブル」については、下記のページをご覧ください。
エリエール i:na(イーナ)トイレットティシュー 2倍巻 シングル
エリエール i:na(イーナ)トイレットティシュー 2倍巻 ダブル
「キレキラ®!ワイパー ドライ×ウエットシート」は、ドライとウエットの機能を1枚で使い分けられる、床掃除用のワイパーシートです。片面はホコリや髪の毛をしっかり絡め取るドライシート、もう片面は皮脂汚れや足跡までふき取れるウエットシートで、ドライとウエットのシートを2枚準備する必要がありません。「一部屋だけお掃除したい」「時間に余裕がない」といった場合も手軽に使うことができて、小掃除・ちょこっと掃除にぴったり。ウエット面には除菌成分を配合しており、拭き取るだけで99.9%除菌※ができます。
※ 特定の菌・ウイルス条件下で試験。すべての菌・ウイルスに同様の効果が得られるものではありません。
「キレキラ®!ワイパー ドライ×ウエットシート」については、下記のページをご覧ください。
キレキラ®!ワイパー ドライ×ウエットシート
「キレキラ®!トイレクリーナー 1枚で徹底おそうじシート クリーンフローラル」は、毎日のお掃除に手軽に使えるシートタイプのトイレクリーナーです。木材を原料とした「ナノ繊維(セルロースナノファイバー)」を配合したシートは、ゴシゴシ拭いても破れにくいのが特長。
また、除菌剤配合により、拭くだけで99.9%除菌※1、見えない菌やウイルス※1※2も除去できるほか、消臭成分が嫌なニオイ※3も除去します。使用後はトイレにそのまま流せるため、衛生的で片づけも簡単です。
※1 特定の菌・ウイルス条件下で試験。すべての菌・ウイルスに同様の効果が得られるものではありません。
※2 エンベロープタイプのウイルス1種で効果を検証。ウイルス除去は液が多い状態で行ってください。
※3 大王製紙調べ、検知管法。
「キレキラ®!トイレクリーナー 1枚で徹底おそうじシート クリーンフローラル 本体/つめかえ用」については、下記のページをご覧ください。
キレキラ®!トイレクリーナー 1枚で徹底おそうじシート クリーンフローラル 本体
キレキラ®!トイレクリーナー 1枚で徹底おそうじシート クリーンフローラル つめかえ用
「キレキラ®!キッチンクリーナー 徹底キレイ おそうじシート」は、調理の前後に手軽に使えるキッチン用ウエットシートです。独自開発の立体凸凹シートと、界面活性剤入りの薬液と植物由来の洗浄成分により、コンロまわりや電子レンジ内のしつこい油汚れもすっきり拭き取れます。
さらに、除菌成分を配合しており、拭くだけで99.9%除菌※が可能。シートは厚手で丈夫なつくりのため、1枚で広範囲のお掃除にも対応できます。
※特定の菌・ウイルス条件下で試験。すべての菌・ウイルスに同様の効果が得られるものではありません。
「キレキラ®!キッチンクリーナー 徹底キレイ おそうじシート」については、下記のページをご覧ください。
キレキラ®!キッチンクリーナー 徹底キレイ おそうじシート
トイレットペーパーの芯は、つぶすことで細いすきまや指が入らない溝に差し込め、ある程度の強度があるため力を入れてこすることもできます。また、トイレ・キッチン用のお掃除シートと組み合わせると、さらに効果的なお掃除ができるでしょう。家の形や生活スタイルに合わせて、「ここなら使えそう」と思える場所を探してみるのもおすすめです。
一方で、紙なのでぬれた場所では長時間使えません。乾いた場所のお掃除や、これから拭き掃除をする前のプレ掃除として使うのがおすすめです。
まずはトイレットペーパーを1本使い終わったタイミングで、気になるところのお掃除に使ってみてください。毎日使う「エリエール」のトイレットティシューや「キレキラ®!」シリーズで、お掃除の負担を減らしていきましょう。
このライフハックはほとんどのトイレットペーパーの芯で可能ですが、おすすめは適度な硬さのある「エリエール」シリーズのものです。芯が薄めの紙でできていると強度が足りないことがあるので、最初は力を弱めにかけて、芯の状態を見ながら調整してください。
掃除機に芯をつけるライフハックは、補助的な細部清掃向きの使い方を想定しています。ノズルが塞がりすぎていないか、吸引音やモーター音に異常がないかをこまめに確認し、長時間の連続運転は避けるのが無難です。本体の取扱説明書に記載の注意事項も併せてご確認ください。
トイレットペーパーの芯は、汚れがなければ古紙リサイクルや資源ゴミとして出せる自治体もありますが、汚れがついてしまったものは可燃ごみです。お掃除に使った後は洗剤や汚れが付着しているため、地域のゴミ分別ルールに従ってください。
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