
記事公開:2025.9.29
生理期間を少しでも快適に過ごすためには、自分に合った生理用品を選ぶことが大切です。「エリス」には、多様なニーズに応える豊富なラインナップがそろっており、自分にぴったりのアイテムを見つけることができます。
この記事では、生理用品の使い分けポイントを、アンケート結果を交えて解説します。また、実際の使用シーンや吸収量、肌ざわりといったポイントごとに、「エリス」のおすすめ商品をご紹介。生理用品の選び方に悩んでいる方に向けて、快適な生理期間を過ごすためのヒントをお届けします。
生理用品、中でもナプキンは生理期間中、ずっと肌に触れているものだからこそ、使い心地や機能にこだわりたいもの。吸収量や薄さ、羽の有無などの違いを知って、状況に応じて使い分けることでさらに快適に過ごせるでしょう。
実際、皆さんは1回の生理期間でどのようにナプキンを使い分けているのでしょうか?使い分けの実態について調査しました。
※コメントは一部抜粋しています。
【調査概要】
調査対象:クラブエリエール会員の10代以上の女性
調査期間:2025年7月9日~7月15日
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:3,996件
■1回の生理期間で、何種類のナプキンを使っていますか?
1回の生理期間で何種類のナプキンを使っているかを聞いたところ、「2種類」と答えた方が45%と最も多く、次いで「3種類」と答えた方が37%という結果になりました。1種類だけで生理期間を過ごす方も8%いますが、何種類かを組み合わせて過ごす方が多いようです。中には、5種類以上そろえている方も!
■使い分けるナプキンを選ぶポイントは何ですか?
使い分けることを前提にナプキンを選ぶ際、何をポイントにしているかという質問に対しては、「ナプキンの長さ、厚み」「ナプキンの表示(軽い日用・夜用など)」「羽の有無」という回答が多数を占めました。
「その他」を選んだ方は、「汗ばむ時期は吸収性と肌ざわりのいいものを重視」「夜は夜用か、ショーツタイプを使う」「肌が弱いのでオーガニックコットンのものを選ぶ」といったことをポイントにしているようです。
さらに、使い分けと関係なく、ナプキンを選ぶときに重視するポイントとしては、下記のような声がありました。
<ナプキンを選ぶときに最も重視するポイントは何ですか?(自由記述)>
・吸収が良く、肌に優しく、経血モレしにくいことを重視
・使用中の快適さと、価格のバランスを重視。薄くてモレなくてベタつかないけど、1包装の枚数が少なかったりして割高なものは、なかなか購入しづらい
・ナプキンを選ぶときに最も重視するポイントは、ナプキンのブランド、経血のモレを防げること、肌あたりがよく経血をすぐに吸収してくれること
・吸収の速さ。吸収後のウェット感のなさ
生理用品を上手に使い分けることで、生理期間中の不快感や、モレ、ムレ、肌トラブルのリスクを軽減し、より快適に過ごすことができます。
ここでは、「生理の状況」「その日の予定」「体調」の3つの観点から、生理用品の使い分けのポイントを解説します。
生理の始まりから終わりまで、経血量には大きな変化があります。そのため、日ごとの状況に応じたナプキン選びが重要です。
■生理の状況に合わせたナプキンのタイプ
| 生理の状況 | おすすめのナプキンのタイプ |
|---|---|
| 生理の始まりや多い日 | 吸収量の多いタイプ(多い昼用、夜用) |
| 終わりかけ | スリムタイプ、長さが短いタイプ(軽い日用) |
| 過多月経 | 過多月経専用 |
その日をどのように過ごすかによって、適したナプキンも異なります。どのような予定があるかに応じて、生理用品の種類を変えることも有効です。
■その日の予定に合わせたナプキンのタイプ
| どのような日か | おすすめのナプキンのタイプ |
|---|---|
| 会議や授業が多く、なかなか交換できない日 | 長時間の使用に耐えられる、吸収力の高いタイプ |
| 外出が多く、荷物は少ないほうがいい日 | 持ち運びに便利なスリムタイプ |
| アクティブに動く日 | フィット感があり、ズレにくいタイプ |
| 予定がなくリラックスして過ごしたい日 | 夜用やロングタイプ |
生理中は肌が敏感になりやすく、かゆみやかぶれが気になる人も多いものです。
敏感肌の方や、生理のときに肌が荒れやすい方は、吸収力や通気性に優れたもの、肌にやさしい素材を使用したものなど、より肌に優しいナプキンを意識して選ぶといいでしょう。
「エリス」の使い分けについて詳しくご紹介する前に、まずは商品ラインナップをご紹介します。長さや厚み、形状など、それぞれ異なる特長があり、自分のライフスタイルや体調に合わせた最適な選択が可能です。
「エリス ルナフィット」は、ズレ・ヨレや違和感、肌のこすれ軽減を目指し、動きについてくるスライドフィット吸収体を搭載したナプキン。肌ざわりにこだわりたい方には「ふんわり」、つけている感じが気になる方には「超スリム」、デザイン性を重視する方には「超スリム シンプルデザイン」がおすすめです。
「エリス ルナフィット」については、下記のページをご覧ください。
エリス ルナフィット
「コンパクトなのにしっかり吸収」が魅力の「エリス コンパクトガード」。薄いのに5時間つけていても快適さをキープできる(※1)吸収力で、荷物を減らしたい日や旅行、外出時に最適です。羽つき・羽なしをラインナップしている(※2)ほか、長さは17~36cmから選べます。
※1 当社「エリス 新・素肌感 多い昼~ふつうの日用 羽つき」との比較。
※2 17cmは羽なしのみ、20.5cmは羽なし/羽つき、その他は羽つきのみ。
「エリス コンパクトガード」については、下記のページをご覧ください。
エリス コンパクトガード
「エリスショーツ 昼・夜 ⾧時間用」(※1)は、モレ・ズレが起こりにくいショーツ型ナプキン。夜用ナプキン3枚分(※2)の吸収力があり、12時間(※3)モレ・ズレ安心。なかなか交換できないときや夜、スポーツシーンにも重宝します。おむつっぽくないブラックカラーもうれしいポイントです。
※1 まとめ買いパックは2025年10月1日発売。
※2 大王製紙「エリス新・素肌感 多い日の夜用羽つき」との比較。
※3 大王製紙調べ。個人差がありますので経血量に合わせて適宜取り替えてください。交換不要を推奨するものではありません。
「エリスショーツ」については、下記のページをご覧ください。
エリスショーツ
「エリス 朝まで超安心 クリニクス」は、過多月経に特化して開発した専用ナプキンです。夜用ナプキン5枚分の吸収力(※)と防水ダブルフィットギャザーで、「粘度が高い」「大量に出る」「急にドッと出る」といった過多月経の方のお悩みに寄り添います。
※大王製紙「エリス新・素肌感 多い日の夜用 羽つき」との比較
「エリス 朝まで超安心 クリニクス」については、下記のページをご覧ください。
エリス 朝まで超安心 クリニクス
「エリス 朝まで超安心」は、夜間のモレをしっかり防ぐロングタイプのナプキンです。「すきまフィット吸収体」と「後ろモレストッパー」が後ろモレや伝いモレを防ぐだけではなく、「三日月ブロッカー」が前モレを、「横モレガードギャザー」が横モレを防ぎます。長時間交換できない夜はもちろん、なかなかトイレに行けない日中にも便利です。
「エリス 朝まで超安心」については、下記のページをご覧ください。
エリス 朝まで超安心
「エリス 新・素肌感」は、「羽つき」「羽なし」のほか、「多い昼~ふつうの日用」「多い日の夜用」から選べるスタンダードタイプのナプキン。ふっくら吸収体がからだにフィットし、動いてもクシャッとなりにくいので、モレやヨレを気にせず、快適なつけ心地が続きます。
「エリス 新・素肌感」については、下記のページをご覧ください。
エリス 新・素肌感
「エリス 素肌のきもち ナチュラルシリーズ」は、デリケートゾーンに触れる箇所にオーガニックコットンを使用し、肌へのやさしさを追求したナプキンです。さらに、包装には環境負荷の少ない無漂白の紙を使用し、CO2排出量の削減効果が高いといわれている植物由来のインキで印刷を施しています。人と環境にやさしいナプキンです。
「エリス 素肌のきもち ナチュラルシリーズ」については、下記のページをご覧ください。
エリス 素肌のきもち ナチュラルシリーズ
「エリス」の豊富なラインナップを使い分けるなら、吸収量、活動量、肌ざわりに着目してみましょう。ここでは、それぞれに着目した使い分けの例をご紹介します。
生理用品を選ぶ上で、吸収量は最も基本的かつ重要なポイントです。一般的に、経血量は生理が始まった日から3日間程度は多く、それから徐々に少なくなっていきます。そのため、最初の3日間程度は多い日用、経血量が減ってきたら軽い日用といった使い分けができますが、長時間交換できないときにはさらに吸収量の多いものであれば安心です。また、過多月経の方には、専用のナプキンをおすすめします。
吸収量で「エリス」を使い分ける場合の、おすすめ商品を図にまとめました。
■吸収量による「エリス」のおすすめ使い分け例
<ブランド担当コメント>
一般的にナプキンは、製品長が長いものほど、吸収量も多くなるよう設計しています。しかし、その長さだけではどれを使ってよいかわかりにくいため、パッケージには、軽い日用、特に多い昼用、夜用など、使用シーンの目安を記載しています。使用シーンと長さを参考に、その日の状況に合わせて使い分けてみてください。
ナプキンに対する不安は、日中と夜間で変わります。さらに、日中でも外出が多い日や、長時間座ることが多い日、スポーツをする日などがあり、活動タイプに応じてナプキンを使い分けることも大切です。時間帯ごとの不安に合わせてナプキンを選べば、より快適に生理期間を過ごすことができます。
時間帯ごとの不安に寄り添う「エリス」は、下記のとおりです。
■時間帯ごとの不安による「エリス」のおすすめ使い分け例
<ブランド担当コメント>
「ルナフィット」は、ハネナガ(※)・ナミガタ・スッキリ幅の、普段の下着にぴったりフィットする形状。さらに、動きについてくるスライドフィット構造で、いつでも快適ポジションをキープできる新感覚ナプキンです。
「エリス コンパクトガード」は、わずか1.9mmの薄さながらもたっぷり吸収できるので、シルエットや装着感も気になる日中の活動時に適しています。特に、活動量の多いスポーツや外出時など服を絶対に汚したくない場面では、2.9mmの薄さで全方位カバーする「エリスショーツ」がおすすめです。
※羽つきタイプのみ
生理期間中は肌が敏感になりやすく、かぶれやムレ、かゆみなどの肌トラブルを感じる方も少なくありません。気になる場合は、通気性や表面シートの素材など、肌ざわりに注目してナプキンを選ぶのがおすすめです。
「エリス」には、肌へのやさしさにこだわった商品がそろっており、下記のように使い分けられます。
■肌ざわりによる「エリス」のおすすめ使い分け例
<ブランド担当コメント>
ムレには「エリス コンパクトガード」がおすすめ。1.9mmの薄さもさることながら、超吸収ポリマーが経血をたっぷり吸収するのでべたつきにくいのが特長です。
かぶれやかゆみが気になる方は「ルナフィット」を。肌にふれる部分がなめらかでぽこぽこシートがふんわりしているので、肌にやさしくふれてくれます。さらに、動きについてくるスライドフィット吸収体により、肌とナプキンがこすれにくい構造です。素材にこだわりたい方には、デリケートゾーンに触れる部分に100%オーガニックコットンを使った「ナチュラルシリーズ」がおすすめです。
定期的に訪れる生理期間をできるだけ快適に過ごすためには、生理用品を上手に使い分けましょう。特に、ずっと肌に触れているナプキンはムレやモレ、不快感を軽減したいもの。経血量や体調、その日の予定などに応じて選ぶことが大切です。
「エリス」には、多様なニーズに応える豊富なラインナップがそろっています。肌ざわりや吸収量、形状など、それぞれ異なる特長を持った商品を使い分けることで、どのような日も快適に過ごせる工夫ができます。
この記事を参考に、自分なりの組み合わせ方を見つけてください。
監修者のご紹介
佐藤杏月先生(八丁堀さとうクリニック副院長 医学博士 日本産婦人科学会専門医)
日本医科大学卒。日本医科大学武蔵小杉病院を中心に16年間産婦人科医として地域のハイリスク妊婦や、婦人科疾患の診療を行ってきた。3人の子どもの子育てと仕事の両立を目指し、整形外科医のご主人とともに2020年八丁堀さとうクリニックを開業。
八丁堀さとうクリニック
生理中の経血量や体調は日によって変化するため、状況に合わせてナプキンを使い分けることで、モレやムレ、不快感を減らせるでしょう。
例えば、経血量が多い日は吸収力の高いタイプ、終わりかけの日は薄型で通気性の良いタイプを選ぶなど、経血の状態や体調で使い分けると快適さがアップします。
活動量は個人の生活スタイルによって異なるため、一日の中でも活動量が多いとき、少ないときによって、最適なナプキンは異なります。
外出や移動が多い日にはコンパクトで携帯しやすいタイプ、会議や授業が多く交換のタイミングが少ない日には吸収力重視のタイプがおすすめです。スポーツや夜間の就寝時には、ズレにくくモレに強いショーツ型やロングタイプを使ってみてください。
経血量が多いと感じる場合は、吸収力が高く、長時間使用しても安心なタイプを選ぶのがポイントです。特に、長時間取り替えられない夜間は、ロングタイプでモレにくい設計の「エリス 朝まで超安心」がおすすめです。また、「エリス 朝まで超安心 クリニクス」は、医療発想の設計で過多月経の方にも対応できる吸収力があります。
不安が続く場合は、婦人科を受診して医師に相談することも大切です。
画像提供/PIXTA






























