記事公開:2025.1.9
排泄の回数や出方には個人差があるため、大人用紙おむつや尿とりパッドの替え方や交換時期、交換頻度に悩んでいる方も多いでしょう。
ここでは、「アテント」のおすすめ商品を交えながら、ケース別に交換頻度や替え方のコツについて解説します。
尿の出方には個人差があります。紙おむつの交換回数は、その方の排尿パターン(量・回数)によって異なります。また、使用する商品によっても交換回数は異なります。
お手数でも、一度1日の排尿パターンを把握し、どのタイミングで、どんな商品を使ったらよいのか検討することをおすすめします。
詳しくは「介護に役立つ排泄ケア用品を選ぶ際のポイント」をご覧ください。
大人用紙おむつの交換頻度について、具体的な例で見ていきましょう。
全くモレていない場合でも、基本的には衛生面からも、下着を交換する頻度と同じくらい(一日一度くらい)交換すると良いと思います。
紙おむつは尿を吸収してしまうと、表面では濡れた感じがよくわからないので、知らないうちに少量の尿を何度も吸収していることがありますのでご注意ください。
1.パンツ用尿とりパッドを使用する
中にあてる尿とりパッドを、必要な吸収量に応じて使い分けると便利です。「アテント」には使用時間帯やお体の状態などによって3種類のパンツ用尿とりパッドがあります。
2.尿とりパッドを使わない
うす型パンツのみで使用する場合には、長時間の使用でも安心の耐久性と吸収量を備えたパンツタイプをおすすめします。男女共用と女性用があります。
アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス Mサイズ 男女共用
アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス Lサイズ 男女共用
アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス Mサイズ 女性用
アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス Lサイズ 女性用
紙おむつ内に吸収された尿は、時間の経過に従い、雑菌の繁殖によってアンモニア臭がきつくなってきます。
また、皮膚が湿り気でふやけたり、尿の分解に伴って、皮膚が刺激を受けたりするようになり、褥瘡※や感染症の原因となることがありますので、適宜交換をお願いします。
テープタイプの紙おむつと尿とりパッドを併用すると、交換も楽になり、経済的な費用軽減もはかれます。その場合、中にあてる尿とりパッドは、日中・夜間の排尿量に応じて使い分けをすると、交換の負担や、経済的な費用軽減もはかれます。
※褥瘡(じょくそう)とは床ずれのことです。体を動かさない状態で、体の圧力がかかる下側の部分などの血行が悪くなると、徐々に組織の壊死が起きてきます。
ここまで読んだら、紙おむつはカンペキ!
併せて「介護で悩ましい夜のおむつモレを防ぐには?原因と対策を紹介」もチェックしましょう。
大人用紙おむつは、まったくモレていない場合でも、基本的には下着を交換する頻度と同じくらい(1日1回くらい)交換することをおすすめします。なお、紙おむつは尿を吸収すると表面ではぬれた感じがわからず、知らないうちに少量の尿を何度も吸収している場合もあるため、ご注意ください。
大人用紙おむつのうす型パンツだけではモレが心配な場合、パンツ用尿とりパッドを併用するといいでしょう。また、尿とりパッドを併用しない場合は、長時間の使用に適した耐久性と吸収量を備えたパンツタイプへの切り替えをおすすめします。
使用後のおむつにぬれていない部分があり、まだまだ吸収できそうでも、適宜交換してください。大人用紙おむつ内に吸収された尿は、時間の経過とともに雑菌が繁殖してアンモニア臭がきつくなります。
また、交換をしないと、皮膚が湿り気でふやけたり、尿の分解に伴って皮膚が刺激を受けたりするようになり、床ずれや感染症の原因となることもあります。
画像提供/PIXTA