記事公開:2025.5.28
赤ちゃんの成長は早く、ついこのあいだまでぴったりだったおむつが急にきつくなったり、おしっこやうんちのモレが増えたりすることがあります。「今のサイズで合っているのかな?」と悩むママ・パパも多いのではないでしょうか。
この記事では、おむつのサイズ選びと体重の目安、サイズが合っているかの確認方法のほか、おむつモレを防ぐ方法などについて解説します。
赤ちゃんの成長に合わせて、おむつのサイズも変わっていきます。しかし、サイズ選びで迷うことや、おむつのモレやズレで悩むこともあるかもしれません。
そこで、クラブエリエール会員の先輩ママ・パパに、おむつのサイズ選びについて調査しました。
【調査概要】
調査対象:未就学のお子さまがいるクラブエリエール会員の20~70代男女
調査期間:2025年3月3日~3月10日
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:1,175件
■おむつのサイズで迷ったことはありますか?
クラブエリエール会員のママ・パパの中で、おむつのサイズ選びに迷った経験がある人は全体の87.2%という結果になりました。8割以上の方が、成長に合わせたおむつ選びに頭を悩ませたことがあるようです。
■おむつについて悩んでいる(悩んでいた)ことはありますか?(複数回答)
おむつに関する悩みとして特に多かったのは、「モレが多い」(538人)と「ぴったりのサイズがわからない」(533人)でした。ほかにも、「かぶれが気になる」(351人)、「動いてズレてしまう」(340人)にも多くの回答が寄せられました。ママ・パパは赤ちゃんのおむつについて、いろいろな悩みを抱えていることがわかります。
赤ちゃんは同じ月齢・年齢でも、それぞれ体重や体形が異なるため、体に合ったぴったりのおむつのサイズを選ぶことが重要です。おむつのサイズが大きすぎると、おしっこやうんちのモレにつながります。
反対に、おむつが小さすぎると、締め付けによって赤ちゃんが窮屈に感じることがあります。おむつは成長の段階によって、適切なサイズを選ぶことが重要です。
エリエール「グーン」シリーズのおむつは、テープタイプとパンツタイプの幅広いサイズ展開があり、赤ちゃんの成長段階に合わせて選ぶことができます。
サイズと体重の目安ですが、新生児用は体重5kgまでの赤ちゃんに適していて、Sサイズは4~8kg、Mサイズは6~12kg(テープタイプの場合は6~11kg)、Lサイズは9~14kg、BIGサイズは12~22kg(テープタイプの場合は12~20kg)、BIGより大きいサイズは13~28kg、スーパーBIGサイズは15~35kgが目安です。
テープタイプは、新生児用からBIGまでのサイズと、スーパーBIGサイズから選べます。赤ちゃんの動きが活発になり、おむつ替えが大変になってきたら、パンツタイプへの切り替えを検討してみてください。
パンツタイプのおむつはMサイズからスーパーBIGサイズまでのラインナップがあるため、赤ちゃんの体形や発育段階に合わせて、ぴったりのサイズを選びましょう。
■「グーン」シリーズのおむつのサイズと体重の目安
おむつを選ぶときは、赤ちゃんの体重でサイズを選び、実際に装着してフィット感を確かめることが大切です。ここでは、赤ちゃんにぴったりのサイズのおむつを選ぶために、知っておきたいことを紹介します。
おむつを選ぶ際、まずはパッケージに記載してある体重の目安でサイズを選びましょう。もちろん、実際にはかせてみたときのフィット感も重要です。
おむつを装着した際に、おへそが出てしまったり、足まわりのギャザーが食い込んだりしている場合は、小さすぎる可能性があります。反対に、おなかまわりや足まわりにすきまができていたら、大きすぎるかもしれません。
おむつのサイズが合わなくなったと感じたら、次のようなポイントをチェックしてみてください。
<おむつのサイズアップのタイミング>
・パッケージに記載されている体重の目安を超えた場合
・おしっこやうんちの量が増え、モレることが多くなった場合
・おなかまわりや太ももにゴムの跡が残るようになった場合
・テープタイプで、テープをとめる位置が一番外側になった場合
・おむつをはかせたときに、おへその下にきてしまっている場合
これらのサインが見られたら、1つ上のサイズに変更するタイミングといえます。
赤ちゃんにぴったりのおむつを選ぶには、発育に合わせてテープタイプからパンツタイプへ切り替えることも大切です。
新生児期はテープタイプが主流ですが、寝返りや足をバタバタする動作、さらにハイハイやつかまり立ちが始まると、おむつ交換がより大変になります。また、おむつのズレやモレも気になる場面も出てくるでしょう。
赤ちゃんが活発に動くようになってきたら、パンツタイプへの切り替えを検討してください。
赤ちゃんのおむつのサイズが合っているのかいまいちわからないときは、いくつかのポイントを確認することが大切です。テープタイプとパンツタイプ、それぞれの確認ポイントについて解説します。
テープタイプのおむつは、おなかまわりのテープの位置や足まわりのギャザーのフィット感を確認することが大切です。
・ぴったりサイズの例
テープは数字のガイドラインに沿って、だいたい左右対称になるようにとめます。その後、おなかまわりに指が1本程度入り、立体ギャザーが足まわりにフィットしていることが確認できればぴったりのサイズです。
・大きすぎる例
テープをとめた後、おなかまわりに指が2本以上入る、または足を動かすと足まわりの立体ギャザー部分にすきまができる場合は、おしっこやうんちがモレる可能性が高くなります。このような場合は、小さいサイズのおむつの使用がおすすめです。
・小さすぎる例
おむつをあてたときに、おなかのテープをとめる部分が外側になっている、おへそがおむつの外に出ている、足まわりの立体ギャザーが食い込んでいるといった場合は、おむつのサイズが小さい状態です。赤ちゃんが窮屈にならないように、サイズアップをしてあげましょう。
パンツタイプのおむつも、テープタイプと同じくウエストや足まわりのフィット感を確認することで、適切なサイズかどうかを判断できます。
・ぴったりサイズの例
おむつをはかせた後、足まわりの立体ギャザーがフィットしているかチェックしましょう。また、おなかまわりがゴム跡で赤くなっていなければ問題ありません。
・大きすぎる例
おむつが大きくブカブカの状態だと、足まわりにすきまができやすくなります。また、赤ちゃんのおしりにフィットしていないと、おしっこやうんちがモレやすくなるため、小さいサイズのおむつの使用をおすすめします。
・小さすぎる例
おむつのサイズが小さいと、おむつを引き上げてもおへその下になってしまうことや、ゴムの締め付けでおなかまわりや足まわりに跡がついてしまうことがあります。このような場合は、大きいサイズのおむつに変えるタイミングといえます。
おむつのサイズが合っていても、はかせ方や交換のタイミングによってはモレやかぶれが発生することがあります。おむつモレやかぶれ対策の注意点を、詳しく見ていきましょう。
おむつをはかせるときは、ギャザーが内側に折れていないかを確認し、おなかや足まわりにすきまができないよう、フィットさせることが基本です。男の子の場合はおちんちんの向きを下にすることで、前側からのモレを防げます。
おむつは、素材選びも重要です。吸収力の高いおむつなら、就寝時や移動時など、なかなか交換できない状況でも安心して使えます。
また、赤ちゃんの肌に触れるものなので通気性が良く、肌ざわりがやさしい素材を選ぶことも重要です。
おむつは、モレやかぶれ対策のためにはこまめに交換することが大切です。おむつの吸収量には限界があるため、いっぱいになってしまう前に定期的な交換が必要となります。
就寝前や長時間のお出掛け前には、肌を清潔にしてから新しいおむつに取り替えましょう。
監修者のご紹介
竹中 美恵子先生(小児科・内科・皮膚科・アレルギー科)
難病指定医、小児慢性特定疾患指定医、子どもの心相談医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医、キレーション認定医。小児科医としての臨床を積みながら皮膚科や内科を学び、家族全員を1つの病院で診られるワンストップの病院を目指して姉妹で開業する。
女医によるファミリークリニック
赤ちゃんのおむつは、サイズだけでなく素材や吸収力も重要なポイントです。「グーン」シリーズは、赤ちゃんの成長や肌の状態に合わせたさまざまな種類のおむつがあり、快適な使い心地で肌にもやさしく安心です。
「グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ」シリーズは、赤ちゃんのおしりにやさしい<ぽこぽこクッションシート>を採用。凸凹構造のシートが、おしっこやゆるうんちを広げずキャッチし、肌につきにくくします。保湿成分を配合した表面シートは、なめらかな肌ざわりで摩擦の負担を軽減。テープタイプとパンツタイプのいずれも、幅広いサイズ展開を用意しています。おむつかぶれが心配な赤ちゃんの敏感な肌にも負担をかけない、やさしい紙おむつです。
「グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ」シリーズについては、下記のページをご覧ください。
グーンプラス 敏感肌にやわらかタッチ
「グーン ぐんぐん吸収パンツ」シリーズは、たっぷりのおしっこも素早く吸収する<スピード吸収体>を採用。おなかまわりや足まわりのギャザーは、すきまモレをがっちりガードする構造なので、活発に歩いたり走ったりするようになっても安心です。また、<全面通気性シート>がおむつ内の湿気を追い出して、ムレを軽減します。
「グーン ぐんぐん吸収パンツ」シリーズについては、下記のページをご覧ください。
グーン ぐんぐん吸収パンツ
「グーン 12時間ぐんぐん吸収パンツ」シリーズは、おしっこ6回分の吸収パワー※で、睡眠中や移動中など長時間の繰り返しおしっこでも安心。さらに、グーンシリーズの中でも特に高さのあるギャザーが足まわりをしっかりと包み込み、すきまモレも防ぎます。通気性が高く、消臭機能もついているので、おしっこの量が増えてきたと感じるときや、お出掛け中でおむつがなかなか替えられないときにぴったりです。
※1回の排尿量を60mLとして、12時間で6回の排尿数と想定。
「グーン 12時間ぐんぐん吸収パンツ」シリーズについては、下記のページをご覧ください。
グーン 12時間ぐんぐん吸収パンツ
赤ちゃんが快適に過ごすためには、体形にぴったり合ったおむつを選ぶことが大切です。月齢・年齢だけではなく、それぞれの体重や体形に合ったおむつのサイズを確認するようにしましょう。
また、赤ちゃんの成長は早いため、サイズアップのタイミングを見極めることも重要です。こまめにサイズ感やフィット感を確認しつつ、寝返りやハイハイが活発になってきたら、テープタイプからパンツタイプへの切り替えも検討してみてください。
おむつのサイズは、赤ちゃんの体重に合わせて選ぶことが基本です。おむつのパッケージには体重の目安が記載されているため、まずはあてはまるサイズを選びましょう。それから実際にはかせてみて、おなかまわりに指が1本入る程度の余裕があるか、おしり全体がしっかり覆われているか、足まわりのギャザーがしっかりフィットしているかなどを確認します。確認をして問題がなければ、適切なサイズといえます。
今までぴったりだったおむつが合わなくなってきたら、サイズアップのタイミングかもしれません。おむつのパッケージに書いてある体重の目安を超えた場合や、おしっこやうんちがモレやすくなった場合、おむつがおへその下にきてしまった場合は、サイズを見直しましょう。
また、おむつをはいていて、おなかや太ももにゴムの跡がくっきり残るようになったり、テープタイプのおむつのテープをとめる位置が一番外側になったりした場合も、サイズアップのタイミングです。
おむつモレを防ぐには、体重に合ったおむつを選び、はいたときにしっかりとフィットしているかを確認しましょう。足まわりのギャザーをしっかり広げて装着し、ウエストがずれないように調整します。
また、おむつは吸収力が高く肌ざわりのやさしい種類を選び、長時間つけっぱなしにせず、こまめに交換することが大切です。
画像提供/PIXTA