尿モレ対策として、日常生活に取り入れたい習慣やエクササイズをご紹介します。
上手にケアして毎日を快適に!
水分をしっかり
とりましょう!
適度な水分摂取をこころがけましょう!しっかりと排尿するためにも食事以外に1日1~1.5リットル(体重×20~25ml)程度の水分を取るようにしましょう。水分摂取が足りないと、膀胱炎にもかかりやすくなります。
肥満や便秘を
解消しましょう!
肥満や便秘は、脂肪などで膀胱を圧迫し、尿モレの症状を悪化させます。また、排便時に過度に腹圧をかける動作を繰り返すことで骨盤底筋が緩み、子宮脱や膀胱瘤の原因になります。
繊維質が多くバランスのとれた食事で健康に過ごしましょう。
適度に
運動しましょう!
通勤、買い物などできるだけ歩くことが大切◎背筋を伸ばし、いつもよりちょっと大股で歩くだけでも、腹筋、背筋を鍛えることができ、改善することができます。
骨盤底筋を鍛えることで、尿モレ症状が改善されることもありますので、
ぜひためしてみてください。
骨盤底筋: 骨盤の底にあり、ハンモックのように内臓を支えている筋肉のこと。
challenge!
お腹に力を入れずに、肛門・膣・尿道のところだけを5秒間ぎゅっと締める・緩める・を繰り返します。
イラストを参考に、1回5分を目指して頑張ってみましょう!
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EXERCISE
01 机に手をついて -
EXERCISE
02 “ひじ”と”ひざ”を
床につけて -
EXERCISE
03 仰向けの姿勢で -
EXERCISE
04 イスに座って
成城せとぐちクリニック 院長
瀬戸口 志保先生
略歴
平成13年東京女子医科大学医学部卒
東京女子医大泌尿器科入局
川島病院、千葉徳洲会病院、西新井病院、余丁町クリニック勤務
東京女子医科大学泌尿器科助手
至誠会第二病院勤務
資格
日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本透析医学会専門医
快適自己導尿指導士
難病指定医
グラクソ・スミスクライン社 ボトックス認定医
Webサイト: 成城せとぐちクリニック