ワンちゃんにとって遊びは、子犬期に行う「狩りの訓練」のような意味合いがあります。そのため狩りでするような動き―たとえば「嗅覚による探索」「追いかける」「捕まえる」「噛む・破壊する」といった行動を、遊びの中に取り入れてあげることが大切です。
また、遊びはもともと狩りの訓練の場でもあるため、一緒に遊ぶときにルールを設けることで、人との関わり方や関係性のルールを教えることもできます。特に子犬は、感情のコントロールがまだ得意ではありません。そのため、成犬はもちろんですが、特に子犬期は「どんな遊び方をするか」に意識を向けてあげましょう。
ポイントは、「遊ぶ時間」と「落ち着く時間」を切り替えること。楽しそうだからと好き放題にさせるのではなく、興奮してきたらいったん遊びを止め、落ち着いたらまた再開する、というようにメリハリをつけましょう。
また和田先生によると、ワンちゃんと遊ぶときは、テレビやスマートフォンを見ながらの「片手間」にならないよう心がけることも大切だそうです。ワンちゃんは、人の表情や声のトーン、体の動きなどから感情を読み取り、自分の行動を変えています。遊ぶときはしっかり向き合いルールを一貫させることで、よりよい関係づくりにつながります。