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犬の生活情報 ドッグアドバイザー 鈴木美和子さん

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しつけをする理由

しつけとは、犬に人間社会で快適に暮らすためのルールを教えること。つまり、愛犬を社会の一員として受け入れてもらうために行うものなのです。
しつけをされてない犬は、家庭ではともかく、公の場では周囲への迷惑やトラブルの原因にもなりかねません。
逆にきちんとしつけられた犬は、多くの場所で受け入れられ、可愛がってもらえます。
しつけは、愛犬と一緒に散歩や旅行などに出かける「自由」を手に入れるために行うものでもあるのです。

しつけのポイント

1.なるべく早く始める

愛犬が悪い癖や習慣を身につけてしまうと、更生するのは困難です。飼い始めたらなるべく早いうちにしつけをスタートさせましょう。

2.怒らない、叩かない

しつけが上手くいかないからといって犬を怒鳴りつけたり、たたいたりするのは逆効果です。
犬が委縮してしまい、コミュニケーションがうまく取れなってしまいます。
しつけが上手くいかない場合は必ず何らかの理由があります。理由を理解してやり、犬が失敗しないように導きながら根気よく取り組みましょう。

3.一貫性をもつ

同じことをしたのに、叱られる場合と叱られない場合があると、犬は混乱してしまいます。例外を作らず、毎回同じルールの下でしつけましょう。

4.家族全員で取り組む

しつけの際に使用する言葉やしつけに臨む態度を家族全員で統一しておきましょう。
例えば何かを禁止する時に、お母さんは「NO!」と言い、お父さんは「いけない!」と言うのでは、犬はなかなか覚えられません。
また、同じことをしてもお母さんは叱らないのにお父さんは叱る、という具合に、家族で反応にバラつきがあるのも良くありません。

トイレのしつけ

最初はケージの中などにペットシートを一面に敷き詰め、ウンチやおしっこをしても大丈夫な場所を広めに用意しておきます。
その範囲内で排泄できたら、褒めてあげ、「ここで排泄したらいいのだな」と理解させます。その後徐々にシートの枚数を減らしていきましょう。
失敗しても決して怒鳴ったり怒ったりしないこと。排泄自体に罪悪感を持ってしまい、隠れて排泄するようになる恐れがあります。

噛みグセを止めさせるには?

噛みグセの有無にかかわらず、犬には、「人間の手に歯を当ててはならない」ことを教えましょう。
遊んでいるうちに興奮して手を噛んでしまうケースが多いのですが、少しでも歯が手にあたったら、さっと遊びを止めて手を隠して下さい。
その後無言で上を向き、しばらくの間、犬を無視します。
これを繰り返しているうちに犬は「噛む⇒無視される」ことを学び、自然に噛まないようになります。

飛びつきを止めさせるには?

嬉しい時や興奮した時など、人に飛びついてしまう犬は多いものです。
止めさせるには、飛びついてきたらすぐに犬から離れて後ろを向き、犬を無視すること。
「飛びつく⇒無視される」と学習した犬は、次第に飛びつかないようになります。
もしくは、飛びつきそうになったら、お座りをさせ、出来たらほめてあげることを繰り返しましょう。
そのうち、飛びつく代わりに、お座りをすることで、嬉しい気持ちを表現できるようになります。

無駄吠えを止めさせるには?

犬の無駄吠えには必ず理由があります。犬が何かに脅えてないか、ストレスをためていないか、よくチェックしましょう。
いったん泣き始めたら、あとは飼い主と犬との根気比べです。
鳴き声が気になってついつい呼びかけたり、見に行ったりしがちですが、『吠える⇒飼い主がかまってくれる』と誤解させないように注意します。
飼い始めたばかりのころは、まだ周囲の環境に慣れていないため、多くの犬が夜泣きをしがちです。
あらかじめ「慣れるまで数日間は夜泣きをするかもしれません」とご近所に断わっておくと、ご近所トラブル防止に役立ちます。

しつけておくと便利なこと

体中どこを触られても嫌がらないようにしつけておくと、病気やケガで治療を受ける際や、ペットサロンでトリミングを受ける際に便利です。