アテント 選び方・使い方ハンドブック
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124 パンツタイプ+紙パンツ用パッド3ご本人に手すりなどにつかまって立ち上がって1314前側うしろ側パッドがパンツタイプのギャザーの上に重ならないよう、パンツタイプの左右のギャザーの内側にしっかり収めてください。ご本人が交換される場合ご本人には、トイレの便座や椅子に腰掛けてもらいます。介助者は交換するパンツタイプの中に手を入れて前後に2~3回伸ばし、ギャザーをしっかり立たせます。次に、はきやすいように横に広げた後に、左右の脚をそれぞれパンツタイプに通し、膝の辺りまで上げます。(片麻痺がある場合には、麻痺側の脚を先に通します)パッドを併用する場合には、ここでパッドを広げて軽く ひっぱり、ギャザーを立たせ、パンツタイプの吸収体に 重ねてパッドをセットします。もらい、介助する方は後ろ側に立ち、パンツタイプをウエストまで引き上げます。最後に、パッドがずれていないか、きちんとギャザーの中に入っているかをすそをめくって確認します。ご本人の立位が不安定な場合には、介助者の膝でご本人の体を支えながら行います。 パンツタイプのはき方・パンツ用パッド併用のポイント●パンツタイプの脚まわりをフィットさせるコツ パッドだけ交換する時パンツタイプを膝下まで下げ、パッドを引き抜き廃棄します。新しいパッドのギャザーを立たせてからセットし、同じようにはきます。汚れた紙パンツを脱ぐ時パンツタイプは横のつなぎ目を引っ張ると破け、脱ぐこともできます。介護する方が交換される場合もも周りの皮膚にたるみがある場合、パンツタイプの中に入れ込まないように、やさしく手でなでながら外に出しておきましょう。おしり側もしっかり上まで引き上げられていますか?パッドがきちんとパンツタイプのギャザーの中に入っていますか?パンツタイプの中でパッドがよれていませんか?そのまま脱ぐか、両脇を破いてください。軽い力で破けます。下から破くと●介助でつける場合パンツタイプの着用方法❷

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